タカナシズムな呟き

つぶやきの寄せ集め

7年ぶりのGalileo Galileiのライブに行ってきた話


 6月9日、Galileo Galileiの復活ライブなるBee and the whalesツアーに参戦してきた。

 


 ボーカル尾崎雄貴の生声を聴くのは、Bird Bear Hare and Fishという別バンドのファーストアルバム「Moon Boots」がリリースされた時の記念ライブ以来。当時から既にライブ慣れしてる印象があった(MCは相変わらずだったけれど)。このライブがあったのがもう5年も前だという。時の流れは早い、あっという間だ。

 


 結論から言うと5年ぶり(Galileo Galileiとしては7年ぶり)のライブはとても楽しかった。懐かしのあの曲や復活に際して書き下ろしてきた新曲が混ぜ混ぜで新参古参ともに楽しめるセトリになっていたし、何より演奏している4人がとても楽しそうにしていたのを観れただけでファンとしては感慨深いものがあった。

 


 個人的にどの曲が良かったか挙げるとすれば「くそったれども」という曲。CD音源ではないライブ音源で聴くそれがとても情緒揺さぶられるサウンドになっていると感じた。Youtubeで公式があげているものがあるけれど( https://youtu.be/FO7u6n7H76c ) 2012年のものだから、今の成長したGalileo Galileiが演奏する「くそったれども」はより完成されたものになっていたと思う。まあ生で聴いているからというのももちろんあるけど。

 


 会場のみんながノリノリだったのは多分「恋の寿命( https://youtu.be/553pbIU5HRw )」「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹( https://youtu.be/iubApGbf04I )」あたりかな。やっぱみんな好きだよねこの2曲。特にバナナフィッシュは私がGalileo Galileiを好きになるきっかけになった曲だから、こうやってまた生で聴けたのは嬉しかった。

 


 MCについても触れておこう。まあ尾崎兄弟はいつも通り、というか5年前から全く変わってないMCぶりだった。良い意味でふわふわしている。それと対照に岡崎くんと岩井さんはとってもしっかりしたコメントを残していたのが印象的に残った。Galileo Galileiに対する思いがとても伝わってきて、これからも4人で頑張っていく強い意志を感じた。もちろんこちらもファンとしてこれからもどんどん聴き続ける所存である。

 

 

 

 ここからは私自身のライブ当日の思い出話。

 

 

 

 今回、大阪のチケットを取ったのだけど、あいにく当方が静岡に引っ越ししてしまったため名古屋公演を取れば良かったと少し後悔している。だがしかし長旅で帰ってきた大阪は楽しかった。20年近くこの場所で育ってきたので、アットホームな感じがした。天気は少し曇っていたけれど雨が降ることもなかったのでそれも良かった。

 


 なんば駅からZepp Nambaまで割と歩くので余裕持って行くと15時過ぎで既にライブハウスを囲うように長蛇の列。事前物販は既に始まっているらしかった。並ぶことにはそこまで抵抗はない、30分前後で物販ブースにたどり着いた。買ったのはラバーキーホルダーとフェイスタオル。ラバーキーホルダーは良いぞ、アクキーと違って鍵につけてても割れないからな。

 


 18時開場で2時間近くのラグがあったのでなんばCITYなんばパークスのお店で時間を潰したのち再入場。覚悟はしていたけれど至る所に人、人、人。決して広くはないライブハウス(失礼かもなので先に謝っておく)の中にぎゅうぎゅう詰めになる感じがライブに来たのだという実感を得られる。ここで30分以上ぼっ立ち待機で脚がえらいことになると確信、次からはスタンディングより指定席を選ぼうと思った。

 


 その分ライブが始まるととてつもなく開放的な気分になった。きっと空調を整えてくれたスタッフさんのおかげだ。ありがとうZepp Nambaさん。どうせならもうちょい早くから空調いじってほしかったです。ライブ途中、後ろの方で人が倒れてるっぽいアクシデントもあったみたいで、やっぱしんどいよな立ちっぱはとなった。

 


 割と予定通り、21時ぐらいにライブは終わった。

 そのまま次の日は東京で用事があったのでとんぼ返りするという、ライブ前の時間の持て余しはなんだったのかと言わんばかりに最後は慌ただしい帰郷だった。今度はもうちょい前後の予定も空けて大阪でゆっくりできたらいいと思った。