タカナシズムな呟き

つぶやきの寄せ集め

趣味が多い人は健康になれるって本当ですか

 ご無沙汰してます、たかなしです。3月の更新できず申し訳ありません。

 


 4月!春が来たぞ!ということで。新学年、進級、新生活と各々が新しいステップを踏み出しておられると思いますが、いかがお過ごしでしょうか。まあ私自身はあんまり大した変化は無いんですがね。

 


 昨日は桜を見に行ったり桜餅を食べたり、春らしいことはすでに色々やってたりしてます。あと暖かくなったからコートが脱げるっていうのが一番嬉しいですね。真っ黒コートともしばらくおさらばということで、外出する機会も増えそうで良かった良かったね、って気持ちです。

 

 

 すでに仕事は先月の末から再開してるけど、その話をするのもなんなので今回は趣味の話でもしますか。

 

 

 最近本アカの方では完全に侵食されたストリーマーさんたちの配信視聴。今まではずっと配信なんて長すぎて見てられねえ族だったんだけど最近はその抵抗も少なくなってる気がする。というのもストリーマーさんみんな話がとっても面白い。ずっと流していても飽きないくらい話の運び方が上手くてラジオみたいに聴けちゃう。無言になる時間が一切ない。スクロールバーどこに動かしても何らかしらは喋ってる。すごい。

 


 実写の方(顔出しされてる方)だと最近よく見るようになったのが「ひろちんくん」という方。もともと「Euro Track Simulator 2」というゲームの実況を見たくて検索してたら見つけた方だったんだけど、これがもうめっちゃ面白くて。先日初めて配信されてるのをリアルタイムで見させてもらったんですけど、リスナーさんからのツッコミとかも洗練されてるというか、それに対してウザがるひろちんくんの反応が面白おかしくて楽しい空間だったな...。調べてみたら吉本興業所属の芸人さん?みたいでそりゃ面白いはずだと納得。これからどんどん有名になっていくんだろうなって思ってチャンネル登録もさせていただきました。

 


 Vtuberはね...Xフォローしてる人にはもうバレバレだと思うけどすっかり「あおぎり高校」に沼ってしまったよね。あれは去年の夏頃でしょうか、昔別のチャンネルで見てて好きだったVの人があおぎりに所属したというのを聞いてどんな感じか動画見てみようと思ったのがきっかけだった。それでその直後にタイミングよくあおぎり高校自体が5周年を迎えて、新人も増えて、企業コラボしてっていうイベントラッシュ。気がつけば今のようにあおぎりbotになっておる(こないだメンシ入っちゃったし)。

 


 ゲームもやるにはやってるんだけどさ...あれはもう精神安定剤のようなもので趣味とかではなくなっちゃったなというのが現状。だからもう全然話題にしないし、するときは他のアカウントからの引用とかニュース系ばっかり。CoD関連で繋がった人もちらほらいるけどそこからコミュニティ広げたいっていう気持ちは全くないので悪しからず。スマホゲームもプロセカをたまに触るくらい。もうすぐリリースされる学マスはリリース後1ヶ月くらいは遊ぶ予定。システムはパワプロウマ娘系と同じっぽいから把握できたら早めに切り上げる可能性大。

 


 あとは音楽と読書(最近は小説多め)だけどこれは来月更新分で沢山話すと思うので今は割愛。どっちも大きなイベントがGW付近であるから楽しみだ。

 


 ということで、今の私の趣味は大体こんな感じです。仕事の方も実はそろそろ新しい環境に身を置くことになってるから不安がないことはないんだけど、この趣味たちに支えてもらってファイト一発できそうな感じです。最近になって趣味のありがたさにはひれ伏しっぱなしですよ。

 

 

 おかげでお酒にもタバコにも頼らずに生きていけてますから。健康になれる〜(なお食生活)。誰だよトリプル肉厚ビーフとか考えたやつは天才だろ!なんか休み明け辺りから食欲が増しました。でも体重は増えないです、ごめんなさい。元が少食なんで許して。

 


 さて、話したいこともそろそろなくなってきたのでこの辺で終わりますか。読んでくれてありがとうね。また来月絶対書くからね。忘れるなよ君たち、それと私!

 


ps. 「はなまるおばけ」は良いぞ

近況報告Direct 2024.2.27

 今日はPokemon Dayとのことで、全国のポケモン好きのトレーナーさんはこのあと23時から始まるPokemon Presentsを心待ちにしてると思うんですけども。

 

 Pokemon Dayはポケモンシリーズ初代赤、緑がゲームボーイで発売された日。いわば全ての始まり。今年で28周年らしい。この日は毎年Pokemon Presentsっていう、ポケモンの最新情報が紹介されるライブ放送があるのが恒例になっているわけで。私たかなしも心待ちにしているわけでありますよ。


 何が発表されるのか、私の予想ではユナイトの情報、ポケまぜの情報、ポケマスの情報、ポケモンGOの情報、SVの限定最強レイド、そしてポケモンカードの情報が来るんじゃないかなと思っている...いやこれくらいの期待度でいいんだって。あ、でもサプライズにはポケパークカントーの新情報が来て欲しいな。大昔行った記憶があるんだよ、愛知県でやってた元祖ポケパークポケモン世界を拡張した遊園地施設なんだけど、子供向けってこともなくて、ゲーム内で受け取る「なぞのタマゴ」っていうアイテムが配信されたり、アトラクションに乗ったら限定のポケモンカードが貰えたり、そりゃあもうポケモン好きにとっては天国みたいな場所だったんよ。残念ながらその元祖ポケパークは閉まっちゃたけど、今度新しく帰ってくるらしくて、たかなし自身一番楽しみにしてるところです。


 おっと、話がだいぶ逸れてきた。そろそろ本題に移ります。こんばんは、たかなしです。


 今日はご報告ラッシュ。普段SNSはできるだけ実生活のことは抑えめで趣味のことばかり話してるせいで話題に上らないんだけれども、私も人間ですねんということで。確定申告が終わらず猫ミームみたいになりながら(頭抱えてるあれ)、それはそれとして同時並行で色んな出来事が山盛りにあったせいで、ほんと激動の2024年だったなって...まだ2カ月しか経ってないってマジですか?


 はい、じゃあこちらの報告をご覧ください。


 まず一つ目、

「我が実家に家族が増えました」


 その名は...「しらたま」ちゃんです!

 とってもちっちゃくてかわいいネコちゃんです!

 どうした?思ってたのと違った感じ?私にとってはこの子が来てくれたことはすごい大事なことなんだけどな。


 元々「だいふく」というでっぷりな白ネコを飼っていたんだけど、先日母の知り合いの方から子ネコを譲っていただいたとのことで、新たに「しらたま」ちゃんがやってきた次第です(こちらも白ネコなのでこの名前)。だいふくみたいに食べ過ぎないでほしいという私らの思いとは裏腹に大きくなれよと語りかける父の言葉が不穏すぎる(語りかけるな)。エサのやりすぎには十分注意してもらいたい。

 

 そして二つ目。

「新しいお仕事の内定をいただきました」


 これは去年の11月から決まってたもの。中々話すタイミングがなく、ここまで引きずっていたわけなんだけど。


 この仕事は副業というか掛け持ちがOKなので、今やってる仕事を辞めるわけじゃないです。並行してやる感じ。あと4月から働き始めるというわけでもなく、実際の仕事始めはかなり先の話になると思います。

 

 でもやっと決まったことがもう嬉しくて、通知もらった時は多分2センチくらい浮いてたと思う、ドラえもんみたいに。

 

 どんな仕事かって?詳しくは言えないけどインターネット関係で、私にとっての一つの夢で...やばいめっちゃ限られてくるこれ以上はダメd(Vtuberじゃないよ!)。


 まあ仕事が増えるっていうのは良いことばかりでもないんだけども。今以上に忙しくなるのは確定だし...。ありがたいことなんだけどね。

 

 そしてそして三つ目。

「生活習慣を見直しました(パート2)」


 今まで夜は絶対に寝ろと言われていたんだけど色々あって夜型の人間になりました。実はこの前夜中にゲーム配信していたのがバレてめちゃくちゃ怒られました。アーカイブ消してたけどバレた。ごめんなさい次はバレないようにします(そうじゃない)。


 朝に起きるって社会人はもちろん学生の人でもなんだ当たり前のことじゃないかと思ってる人いませんか。私は子供の頃からずっとそれができないでいました。おかげで午前中の授業はほとんど出席できず、あと数回欠席したら単位をあげられないと脅しが入ってようやく鞭打って通うレベルです。バイトも午後からいれてたし。「みんな朝は眠いけど起きて学校来てんだよ」とよく先生に言われてたけど、結局今でもそれができずにいます。

 

 まあこれは後のことにも繋がってくるんですが...。

 

 最後の四つ目です。

「第一子が誕生しました」


 このことに関してはSNSでもちらっと言っていたんですがあらためて。先日無事に生まれてきてくれました。元気な女の子です。家族をはじめ、色んな方々のご支援もありながら、トラブルなどもなく終えることができました。ありがとうございます!

 

 SNSでなーーーんも喋ってなかったから、もしかしたら心配かけてしまったかもしれない。ごめん。


 本当思った以上にスムーズだった。奈良のとある病院だったんだけど看護師さんも全員手慣れてるといった具合で、何なら私に世間話とか振って気を緩めてくれたりして、ストレスも何も感じさせなかったのがありがたすぎた(それでも産まれるまで半日くらいかかったんだけども)。


 あとずっと立ち会いで姉が付いててくれてマジで感謝だった。いなかったら多分失神してた。こんなの余裕と思ってたけど本当にギリギリすぎた。よくマラソンとかに例えられるけど病院行く時は「今日出産かー」みたいな、序盤は息も落ち着いてて若干余裕があるんだけど、最後の最後はヘロヘロになってるっていうね。今までの余力とか全部出し切っても「あと10キロ!がんばれ!」って言われてる感じ。分かる?あの状態。でもそこに水を持ってきてくれたり手を繋いでくれたり「大丈夫」って励ましてくれたりしてくれる姉がいたら「もうちょっと頑張ろう」って思えたっていう。


 お使いや送り迎え、色んな必要書類やら手続きやら、私が身動きできない間にサポートしてくれた旦那さん。保育園に預けるくらいなら私に預けろと言ってくれた母。この二人にも同様に感謝。


 しばらくは実家にいるので、母や姉、家族がいるっていう安心感があるけど、最終的には私と旦那さんが面倒を見ることになるって思うとすごい責任感。私が夜中に起きることが増えたのはこのため。誰かが常に起きて見てあげないといけないし、夜中はみんな寝たいだろうから。今だと昼寝が本寝になっている。


 これからのことを考えると頭を悩ませることは沢山あるけど、今は無事に生まれたことを喜ぼうと思う。


 ん?生まれた我が子は可愛いかって?正直に言うと生まれた直後は「これ本当に私らの子供か?」ってなった。正直に言うとね。今思い返せば、それまでお腹で隠れてて勝手にイメージしてたから、それが先行してたんだと思う。でも数日してから「あっやっぱりこの子やわ」ってなった。生まれたての子供は数週間目が見えない代わりに本能的に笑うことで、可愛がってもらったりお世話してもらったりを求めるのだそう。なるほど笑顔に勝る武器は無しと、よく理解している。


 これらのことでSNSでの発信に何か影響は出るのかと思う人もいるかもしれないのでここで言っておきます。まずSNSの投稿頻度は申し訳ないけど確実に下がります。これは仕事が忙しくなった時も同様なので許してほしい。でも話す内容については何も変わらないと思う。今の今まで子供の話は一度も出してこなかったし、そしてこれからもSNSで発信する予定はない、ずっと趣味のことばっかり呟いていく予定なのでよろしくお願いします(漫画レビューと小説も続けます)。

 

 これ以上書いたらPokemon Presentsに間に合わなさそうだしキリもないだろうからここまで書いてアップする。頑張ろうとは言わないけど、本気で生きていく所存。ここまで読んでくれてありがとう!

年始の挨拶と「夢現劇」始動のお知らせ

 明けましておめでとうございます。2024年もなんだかんだブログは月1回のペースで更新していければと思います。

 

 早速なんですがお知らせです。この度、私「詩佳」という名義で創作活動をすることとなりました。まだ何も始まっておりません、昨日カクヨムで私のアカウントを作ってURLを載っけたくらい、趣味半分気合い半分でのスタートです。

 

 主な創作活動の内容ですが「1話完結型のショートショート」を「頻度を増やして」投稿していけたらと思ってます。このショートショートというのはSF世界、またはそれに準ずるものをメインとして、叙述トリックなどを通してオチをつける短編構成となっています。

 

 どうしてこうなったのか。一つの理由はコスパを重視したから。長編小説を書いてもその労力に見合ったリターンがおそらくは返ってこないだろうと、それなら2000字から5000字程度の短い話をコンスタントに出していくほうが書き手も読み手も時間を取らせないし毎度新鮮な気持ちで挑めるのではないかと思った。最近TikTokみたいな短いショート動画が人気じゃないですか。それって小説にも当てはめられませんかね?

 

 もう一つ理由は、どの話から読んでも記憶に残る、忘れられない話を創るのが昔から夢で、それを短い文字数で表現できたらかっこいいじゃないかと思ったから。星新一ってどの話もすごく記憶に残って尚且つ世界観が面白いじゃないですか。そんな話書いてみたい!ってなりませんか?私だけでしょうか。

 

 毎回設定を変えて作っていくのは楽しいです。なんといってもボツになった時に喪失感がありません、だって数千字しか書いてないのだから。その分うまく行った話が生み出しやすくなるしモチベーション維持にも繋がります。

 

 超短編っていうのは逆に言えばもっと読みたいのに途中で切られたっていう儚さも同時に兼ね備えていて、この短い分量で楽しい話にするのって結構難しいんだなってことにも気付かされました。どの話にも仕掛けを施しつつ、それを一周してもらった後に「続きが気になる」と思われないように、必ず最後にはオチをつける。尚且つ考えさせる余地も残す。これらを心がけて作っていきたいです。

 

 週に1回くらいのペースで更新していく予定なので、良かったら読んでみてください。すでに10作くらい作りだめしてるけど笑いあり涙あり不思議あり不気味さあり、なんでもありな内容です(たまに残虐な描写もあるかもしれません)。

 

 最初の話は早速今日の23時に上がります。タイトルは「演奏会」。どんな話になるのか、お楽しみに。

年の瀬に語る

 もう大晦日ってまじですか。

 

 色んなことが起こった2023年だった。私の中でのビッグイベントは栄転にともなった引っ越しと結婚したこと、断捨離したこと(こっちは多分また買い直してると思う)。引っ越しと結婚は色んなところで喋っていると思うので、今回は断捨離の話を取り上げよう。私の中では前2つに並ぶくらいのビッグイベントなのだ。

 

 実家に近いほうが何かと便利なのと栄転に伴う関西での仕事が増えてきたのもあって、静岡から奈良に引っ越ししたのだが、これを機に所持品のいくつかを手放そうと計画していた。といっても生活用品は常に最低限のものしか持ち合わせていないのだが、とにかくたかなしさんは趣味が多いのである。一つ一つの出費は抑えてるつもりでも色んなものを啄むせいかチリツモのようにお金が出ていく。これは良くないと家族も苦言を呈していた。年明けには母が我が家にやってくるというのでそれまでにある程度ものを減らしておかねばと、下半期は私にとっての断捨離月間が続いていた。


 

 しかし蓋を開けてみれば意外にも目に見えるものは少ない。小物たちが乱雑に置かれており、それらを一つ一つ処分したところで他人からは「何か減りましたか?」といった具合の微小な変化しか見込めない。旦那さんに自分では片付いたと思った部屋を見せても案の定いまいちな反応。ちなみに彼の部屋は常に整理整頓がなされている。非の打ち所がないというのはそれはそれで可愛げがないというものだ。

 

 片付けすること数週間、明らか多く残っていたのはいくつかのアクリルスタンドである。なんと。あんなに散々馬鹿にしていたアクリルスタンドである(大事なことなので2回言った)。こいつの便利なところは収納しやすいというところだ。スペースを空ける必要がない、なんせただのプラスチックの板なのだから、平べったにして収納できるのはとても気に入っている。しかしたかがプラスチック板風情がいい値段をしているのは今でも気に入らない。ちょっと人気だからって値段を釣り上げる販売店の策略に今ではこうもホイホイ釣られている。悔しい。

 

 そして大晦日である現在、自室でこの文章を打っているわけだが。片付いたかどうかは微妙ながら見かけは十分すっきりしたといえよう。体積が大きい目立ったもの、ゲーム、本、フィギュアなど、目につきやすく嵩張るものを粗方処分したのが効いている。そして難を逃れた大量のアクスタは平たくされ、引き出しに保存されているのである(武士の情け)。

 

 すっきりしたのはすっきりしたがどこかしらに寂寥感があるのは事実だ。気づけば私も24歳、先日30日は私の誕生日だったが、中身は何も変わっていないし成長もしていない。中学2、3年あたりで私の精神年齢は止まっており、大人のふりを続けている状態(どこかの漫画キャラクターもこんなこと言ってたな)。ゲームだのキャラクターグッズだのにうつつを抜かしている歳ではないのは分かっている。しかし人はそう簡単に変わることはできないのだと、片付いた部屋を眺めて思った。

 

 足りないパーツはまた生活が落ち着いたら集め直そうと思っているが、果たして来年の私はどう思っているだろうか。もし心境が変わって趣味も変わったらそれはそれで良いと思うし、それ以上に大切なものができたということなのだろう。来年以降の私の心の変化には注目していきたいところだ。

 

 このあとはリビングで紅白を見る。元旦はゆっくりして2日以降で初詣に馳せ参じる予定。年末年始を楽しむことにシフトして寂しい気持ちともおさらばせねば。みなさんはどんな年末年始を過ごされるだろうか。

 

 それではこのへんで、2023年はありがとうございました。2024年もどうぞよろしく。

 

 

 

 ps. 正月絶対めちゃくちゃ買い物するやん...

課金のことで配信者と揉めた話


 自分の発言でそのゲームの評判を落とす可能性があったため、これまで話してなかったが、時すでに遅しというか時効だろう。これまで危惧していた結果、案の定失敗したとあるゲームとそれを実況していたとある配信者の話をしていこうと思う。

 


 取り上げるのは『DEEMO2』というスマホゲーム。Rayarkという台湾のゲーム会社が開発している、前作『DEEMO』の続編にあたる(物語的な繋がりはない)作品だ。これはリズムゲーム、いわゆる音ゲーなのだが、定期的に楽曲パックが追加され、またソーシャルゲームにありがちな限定イベントも展開していた。

 


 私自身このRayarkの作るゲームは大好きで、それまでリリースされてきた作品群は当時のスマホゲームの中でもトップクラスによく出来ていると感じていた。特に前作の『DEEMO』に関しては10年以上楽しめていたほどだ。

 


 その後、『DEEMO』はコミックス化、アニメ映画化など幅広いメディアミックス展開を行った後、満を持して続編の『DEEMO2』をリリース。これだけDEEMOの世界をメディアを通じて広めたのだから、このゲームも多くの人にプレイしてもらえるだろうと開発者側も思っていたことだろう。私も『DEEMO2』が楽しみで、発表されてからリリースされるまで今か今かと待ち続けていた。

 


 そして満を持してリリースされた『DEEMO2』は結果として前作『DEEMO』を超えられず、徐々に世間の注目からフェードアウトされていったのである。

 

 なぜこうなったのか、それはこれまでのファン目線では明白であった。


 まず一つ目は期間限定イベントを追加したことである。そもそも前作の『DEEMO』にはこのような期間限定イベントは存在せず、10年間定期的なアップデートで楽曲追加、ストーリー追加がされるだけであった。これがプレイヤーが安心して遊べる一つの要素だったのである。前作を遊んでいたプレイヤーにとって気が向いたら遊ぶゲームだったものが、最近のソーシャルゲームのような、期間を設けたイベントが展開され、定期的にログインしなければならないものに突然シフトされ、順応しきれなかった。

 


 私もそのうちの一人である。そもそもソーシャルゲームとして見たゲーム性としても酷い。決められた曲を決められた制約のもとでプレイさせられる、報酬もクラシックや新規楽曲というやり込み勢からすればマストなものであり、サボることもできない(取り逃がした楽曲を再入手する機会は一応設けられてる)。これだとイベントとして盛り上がらないからいつかテコ入れが来るだろうと思っていたが、現状この方式は変わっていない。完全放置である。

 


 二つ目の理由は簡単に書く。課金要素の過剰販売である。ガチャがない為、運営を続けていくための資金は楽曲パックや登場キャラクターへの着せ替え衣装で回収していくしかないというその場しのぎな集金システムである。

 


 三つ目の理由として、他プレイヤーとの繋がりが無いところである。ソーシャルゲームの皮をかぶっていながら結局楽曲をプレイする自身は常に一人であり、そこに他プレイヤーとの繋がりは感じられない。ほんの僅かに感じられるのは人数達成イベントのような一定の人数がクリアすることで報酬が得られるタイプの達成率メーターのようなところでのみである(これも本当にこれだけの人数が参加しているのか甚だ疑問である)。つまりはどっちつかずなのである。ソーシャルに寄せるなら運営だけでなくプレイヤー同士での交流も密にできるシステムを入れて欲しかった。

 


 他にも挙げればキリがない(露骨な前作楽曲の使い回し、メインストーリーの更新の遅さ、楽曲プレイ中の無反応の多さ、UIまわり等)が主な理由は上の三つである。

 


 しかしファンは私を含めて馬鹿なものである。次第に苦しくなってくるこのソーシャル要素に最初こそ必死にしがみつこうとするから、運営はこのシステムで行けると錯覚してしまうのだ。

 


 ここでとある配信者の話をしよう。彼は前作からのファンであると豪語しており、『DEEMO2』に関しても楽しくプレイしようと努力していたが、ここで私と意見が全く割れる考えが出てきたのである。

 


 今の運営が付け焼き刃なのは資金が足りないからだという配信者に私は反論した。前作を知っていればそうはならないだろうと、そこに対立が起こったのである。そもそも『DEEMO』はピアノ旋律のオリジナル楽曲と快適なゲームプレイで人気になっていったのではないか?ストーリーはあくまでおまけで、それよりリズムゲームを快適に遊べる環境が一番に優先されるべきものだったのではないか?それがコンソールでの開発などを経て謎解きゲームのような側面を出してきたせいで肝心のリズムゲームプレイの快適さをおざなりにしてしまっているのではないか?

 つまりは方向性が間違っているのである。方向性が間違っている運営を本当のファンは止めなければならない。つまり支援してはならないのだ。

 仮に初動で転けたとしてここから軌道修正していけばまだ引き返せる時期であったばっかりに、その配信者の行動は私や他の視聴者を怒らせた。彼のお布施課金は逆に運営を勘違いさせるだけの、私たちファンにとっては迷惑な行為だったのである。

 


 自分は好きに課金しているのだから他の人にとやかく言われる筋合いはないのはその通りだ。でもその時の運営がダメなことでは意見が一致していたにもかかわらず、それでも支援するというのは矛盾している。結局分かり合えずその配信者からはキックされた(配信から追い出された)。以降彼の配信を観に行くことができていない。SNSを見る限りDEEMO2はもうやっていなさそうである。

 


 つい最近、公式グッズが買えたRayarkのオンラインショップが閉鎖した。理由として本社がある台湾から日本へ輸送するための費用が高騰したことが挙げられているが、グッズの売り上げが下がったことも理由としてあるのではないか。ファンの減少、これほど手痛いことはない。

 

 SdoricaというゲームでRayarkは痛感していたはずである。ソーシャル要素を組み込んだとて継続的に収益を得るのは難しいと。それがDEEMOという自社の主力タイトルだとしても同様である。これまでこのIPをどう大きくしていったのかを覚えていないのだろうか。ファンであった私としてはもう一度振り返ってほしいところである。

 


 

フリーレンのアニメをひと足先に観た感想など

 来週(ていうかすでに今週)テレビ放送されるアニメ、葬送のフリーレンの先行上映会に行ってきたのでその報告をばと文字打ちだだっと。

 


 とにかく疲れた。六本木に行ったのも超久々だったし東京はなんか人だらけで怖いし多分もうしばらくは行かないかも。来週の薬屋のひとりごとの先行上映も行くか悩んでたけどちょっと厳しい。

 


 舞台挨拶で声優さんの方が登壇されて色々話をされていたことについての感想はここでは割愛。本編の感想だけにとどめる。

 


 原作をずっと追っていた私からするとまず全てのシーンに色がついて動き出すのだけでも鳥肌もの。それもあれだけ画力のすごい原作と肩を並べられるほどのアニメーションの作画。これにはマッドハウスのフリーレンに対する本気度が伺える。

 


 背景も見せ方が綺麗(若干キャラクターの線がくっきりしすぎて背景に溶け込めず浮いてる所はあったけど)。この作品は場面がコロコロ変わるから、美術班は相当大変だろうと思っていたけど逆に魅入られてしまった。特に天気の描写。空が青く晴れた日は言わずもがな、雨の日や曇ってる日、雪が降ってる日、どれも綺麗に映ってる。スマホで写真撮影とかしたら曇ってる時ってどうも綺麗に映らないっていうかバエることなんてないのに、フリーレンの世界はどんな天気でも綺麗に映ってるんだからすごいよね。

 

 一番良かったのはキャラクターの表情の変化。漫画原作だと静止画な分、どうしても表情が硬いイメージがあったけれど、それはアニメーションの見せ所。些細な目や口の動きで微細な表情が本当に細かく表現されてて感動した。

 


 漫画原作であったキャラクターの配置問題もアニメで刷新。棒立ちで並べてるとどうしても見栄えが悪かった全てのシーンは寄りや引きを駆使してカッコよく決まるように、どこを切り取っても画になるよう工夫されててそれもこだわりを感じた所。

 


 バトルシーンに関しては特に言うことない。良かったとも悪かったとも私の目からは何とも言えなかった。こればっかりはみんなの目で見て賛否確かめてほしい。

 


 そして他の人の感想眺めてたら一番に良かったと挙げてた音楽。絶賛の声が大きい分あんまり言いたくなかったけど私はもうちょっと抑えて欲しかったなと思った。ここが感動するポイントです!って具合に急に迫力ある音楽が流れるんだけどあの演出はずるいし、お涙頂戴になる。原作漫画だったらそのシーンはもっと静かに浸れる所だと思ってたのに、みたいなことは...多分私だけなのかな。多くの人が良いのならそれが正解か。他の日常パートはこれといった無駄な音楽を流さず、環境音だけを聴かせてくれたのは良かった。

 


 最後にストーリーの感想。原作漫画のレビューは昨日書いたけど、アニメも特にオリジナル展開も少なめにうまく原作を忠実に再現されていたので原作漫画の感想とほぼ同じ。重要な部分を見落とすことも少なくしっかり描かれてるからアニメのほうが若干いいのかも。

 


 漫画原作と同じで言うならこの作品は鬼滅や呪術みたく分かりやすくない点で万人におすすめはできない。フリーレンが疑問に思ったことに対して作中では明確に答えが用意されるわけじゃないところが若干難しい。

 


 具体的にはこういう話の展開。

 

 日の出を見る祭りに朝が弱いフリーレンは参加することができなかった。そんなフリーレンに残りのメンバーは怒っている様子。フリーレンは君たちが日の出を見れたのならそれで良かったじゃないかと言ったが勇者ヒンメルは君に見てほしかったのだと言う。私が見てもどうせ何も感じないだろうとフリーレンは言ったがヒンメルはいや君だったら良かったと思うに違いないと妙に確信した言い方をする。

 それを思い出したフリーレンは勇者が死んでからしばらくしてまた日の出を見る祭りに参加する機会を得る。日の出までずっと起きてようとするが、もちろん起きてられるはずもなく途中で眠ってしまうフリーレン、しかし今回は弟子のフェルンが起こしてくれたおかげでなんとか日の出を見ることができた。

 やっぱり大したことないじゃないかと思ったフリーレン。しかし綺麗ですねと日の出を眺めるフェルンを見てヒンメルの言っていたことに納得するのだった。

 


 この話の流れに面白さを見出せる人は多分みんなとは思えません。結局フリーレンはヒンメルの言っていたことになんで納得したのか、疑問に思う人もいて不思議じゃない。

 


 この理由から良い意味で人を選ぶ作品になるだろうと思う。刺さる人には刺さる。刺さらない人には刺さらない。刺さる側で良かったよ。そもそも先行上映なんて原作が好きな人が観に行ってるんだから、絶賛の声が多いのはあくまでアニメ演出が良かったからなんだよ。気になるのはフリーレンをアニメから知った人が金曜ロードショーで観た時の反応。その時はアニメの出来以上にストーリーの好き嫌いが賛否分かれる所になるんだろうなと思う。いずれにせよ秋アニメの注目作になることは間違いなし。がんばれアニメフリーレン!がんばれマッドハウス!がんばれ日テレ!がんばれ漫画原作!私はこの作品を応援し続ける所存であります。

8月も終わるのでな、近況報告じゃ

 どーも、たかなしです。

 


 月に一回はブログ更新したほうがいいかなというほんのちょっぴりだけ残ってたやる気くん。文字起こし、頑張ってくれました。

 


 ちょっとだけ近況報告。

 


 子供が生まれます。

 


 5月くらいに病院行ったら妊娠されていますって言われた。結婚したのが3月の頭、避妊やめたのも同じくらいだからだいぶ早い(生々しい話でごめん)。

 


 そして既に女の子なのも判明。早い人は12-15週くらいで分かるらしいけど、私の場合もそれだった。お母さん曰く元々私らの家系は女の子が多く生まれる家系らしい(私ら姉兄妹も3/4が女)。女の子なのは分かったけど性格は私か夫か、一体どっちに似るんだろうか。ちなみに生まれるのはまだまだ先、来年。

 


 ただいざ妊娠したら嬉しいより先に不安になった。

 


 多分まだしばらく恋人ごっこできると思ってたせいっていうのもあるけど、それ以上に大人になるっていう波が押し寄せてきたのもある。私のことでさえまだ半人前なのに子供の世話なんてできるのかっていうプレッシャー。赤ちゃんの服、ベビーカーとか色々用意しないととか。歯の治療は万全にしないといけないとか。そして何よりお金...。かなり早い段階で「よーいスタート!」させられた感じ。慌てて準備、あまりに現実味がなくお互いふわふわな状態。

 


 けれどありがたいことに、多くの人に支えてもらったおかげで今も普段通りの生活ができてる。ゆっくりする時間も取れているのだ。

 


 お母さんは私が妊娠したって知った時に一番喜んでた。多分1メートルくらい飛んでたと思う。お父さんも「ついにお前も母親なるんか」と上を向いていた。一番上の姉からは姪っ子ちゃんの時のこともあって何かあったら任せろと背中を叩かれ、普段は仲が悪いもう一人の姉からも「おめでとう」と言ってもらえた。風船のように飛んでいきそうなふわふわした状態を家族全員が重しになって地面に結びつけてくれた気がした。

 


 まだまだ私は子供、甘えっぱなしなんだなって思うと同時に、できるだけ不安にさせないよう家族も友達も会社の人たちも私らを支えてくれているんだなってこの数ヶ月は特に実感した。感謝してもしきれない。

 


 そんなこんなで今年いっぱいくらいは普段通りの生活を続けられると思う。来年以降はまだ分からないけど、X(旧Twitter)の投稿頻度は下がるかもしれない。不安だらけだけど成し遂げてやるさ、これが人生だ。

 

 

 

 よし、じゃあ9月もよろしく!

 

 

 

 


(余談)

 9月で今進めてる仕事の内容もひと段落しそうなので徐々に身体の酷使は控えていけると思う(適度に運動はしろとは言われてるけども)。ゲームとかストレスがかかることも徐々に減らしつつ、漫画読んだり本読んだりにシフト中。最近漫画ばっかり読んでるのもこれ。